TV局が暴力団排除強化で重い腰上げる

タレント島田紳助さん(55)が、暴力団との交際を理由に引退した問題を受け、テレビ局や芸能事務所が再発防止に重い腰上げるようだ。

テレビ各局は法令順守の行動憲章を策定しているが、出演契約書があいまいで、口約束ですることもあったといい、その見直しをはかり、読売テレビでは出演者などの契約書に「反社会的勢力排除条項」を新設する方向で検討に入ったという。

今後は暴力団との関係が厳しく問われることになるが、はたして暴力団との関係が断ち切れるだろうか。テレビ局が暴力団との関係が認められたタレントを今後番組に起用しないという強い姿勢が必要だろう。

しかし、薬物の使用でも同じように言われているが現実には薬物を使用したタレントが平然と出演している。薬物使用は犯罪だが、暴力団との交際だけでは犯罪とならない。そこに断ち切れない難しさがある。テレビ局は暴力団との関わりが判明タレントに対して、本当に契約を解除できるだろうか。