地上アナログ放送終了の歴史的瞬間、逆に楽しみ。

7月1日から各テレビ局はアナログ放送画面の左下に終了日まであと○とカウントダウンの表示を始めた。それが、視聴者の反感を買い、 NHKなどに苦情の電話が殺到したと言う。だが表示のせいか、地デジ受信アンテナの設置依頼が電気量販店や電気工事会社に殺到したという。。業者はカウントダウンの表示の威力を指摘しながらも、地デジ完全移行には間に合わない家庭も出てくるという。では、アナログをこのまま見続けたらどうなるのか。

アナログ放送が終わるのは7月24日正午。この時刻になると画面がブルーバックと呼ばれる青地になり、そこにアナログ放送の終了を告げるお知らせが表示されます。そして、12時間後の25日午前0時、アナログ放送は完全に停波し、画面は電波を受信できない「砂嵐」の状態になります。

7月24日正午ぴったしに本当に変わるのだろうか。日本テレビでは午前11時45分から午後0時45分まで、テレビ東京も午前11時55分から午後0時49分まで特番番組を組むという。各局とも正午を過ぎても特別番組は続くが、アナログ放送が終わる時間は予定通り。正午まではアナログとデジタルの両方で放送し、正午からはデジタルだけになる。

ということはアナログで見続けると特別番組が急にブルーバックの画面になる訳だ。本当にそうなるのか、地上アナログ放送終了の歴史的瞬間、ちょっと楽しみになってきた。